フォアアフター


2007年末にあったビフォアアフター企画。作者の絵の変遷と経緯。
なお、2年間にわたりFAしか描いていなかったためFAによってその軌跡をたどることになる。 投稿日は画像の更新履歴より特定した。

2006年1月11日

読者ページに投稿した最初のFAにして、最初の漫画絵。機動武運ホライゾンの マーシーである。人物画、イラストに関する本を3冊買い前年11月ぐらいから練習。 1月に入ってから20時間ほどかけて仕上げたため元旦を大きくはずした。
今にしてみれば耳の位置と前髪の生え際、首が長すぎる等の問題点が挙げられる。



2006年4月10日

FA13作目。おやゆび姫の主人公。 このころ色彩に関する本を2冊ほど買いソレを元に描いている。 製作時間は17時間に及んだと記憶している。
そのほとんどを線画のアタリに費やしているためバランスは悪くない。 手についての考察。眉毛と口と手は感情の表現に重要であるとの認識。 線にアンチエイアリスをかけない代わりとして色トレスもこの絵から行っている。



2006年11月12日

FA37作目。MOE-DOLLSのモエリエッタ。 ルーミス先生のやさしいのかどうか良く分からない人物画の本と西洋服飾史の本を買いソレらを元に描いている。 製作時間は10時間であったと思う。
全身を入れるというテーマの元に行ったがモエドールズ3作目にあたるFAであるため 私のイメージの定着によりすんなりかけた。普段は描く機会のなかった足の描き方について問題を残した。 鼻の描き方についての考察。点で表される鼻は線で表す鼻の頂点であると認識する。



2007年7月18日

FA59作目。エンジェルビーストのカマガヤダイ。 躍動感をテーマに描いていた時期でありこのFAに前後する3FAはすべてクルクルと回転している構図である。 製作時間は3時間である。
ダンスミュージックのノリに合わせて勢いで描いているため、原作にあまり似なかったがその分早く仕上がるという 良い傾向がでた。線画時間と彩色時間が1:1になったのはこのあたりである。



2007年8月16日

FA64作目。覇記の東郷。 初の男子FAであり、その体つきに苦慮させられたものである。近くにおいている漫画を参考にしたのだが、 その両方が女性作者であったため、そういう絵柄の体つきとなり以降、コレを標準とする。 製作時間は5時間ほどであった。
これまで感覚的に調整していた首と体のつながりについて考察。首の後ろを基準につなげると良いことを発見する。 男女の顔の差についての考察、顔の比率と眼の大きさで左右されるものと認識。線画時間を彩色時間が超えるようになる。



2008年2月

最新の男絵と女絵。FA80作目とFA84作目である。リバイバルプリベントより主人公とライバルの決闘の瞬間。 バクバクバクの白亜。ちなみに80作目は投稿されていない。 補足しておくと、容量が大きくてサムネ圧縮される、作者のネタを潰す恐れがある、構図が悪い等の FAは描いても欠番となっている。80作目は前2つの理由にあたり、 コレが実際に投稿された枚数と作数が合わないカラクリである。 製作時間は6時間と4時間となっている。 体の流れについての考察。骨の構造を基本に組み立てる。